ホームバス車両紹介三菱ふそうトラック・バス>MP717/747

三菱ふそうトラック・バス エアロスター KL-MP33/35/37J


 2000年に平成11年排ガス規制に適合するために、エンジンの改良などを行うなどして、マイナーチェンジし、発表されたのが、この車です。エンジンは、6M70NA型・6M70T1型エンジンが搭載されました。しかし、ノンステップ仕様には、高出力エンジンが載せることができず、前代と同じ標準出力のみとなりました。変速機は、アリソン社製ATが採用されました。MP37がノンステップ仕様、ワンステップ・ツーステップ仕様がMP35/33で型式設定され、MP33はリーフサスペンションです。また、中扉にグライドスライドドアが設定ができ、一部の事業者で導入されています。また、かつて名古屋ガイドウェイバスには、リフト付きツーステップバスが導入されていました。

(名鉄バス KL-MP37JM)

(名鉄バス KL-MP35JM)

(京都市交通局 KL-MP37JK 西日本車体工業架装)

CNG仕様

 前代のKC-MP747を受け継ぐように登場したKL-MP37J*改は、エアサスノンステップ仕様のみで販売を開始しました。CNG車は、新短期規制の影響を受けないため、2007年8月31日まで販売を継続されました。2005年には多少のマイナーチェンジを行い、フォグランプの小型化と後部灯火類の変更が行われました。エンジンは直列6気筒エンジンである6D24-CNGを搭載。トランスミッションは5速ATのみです。

(京都市交通局 KL-MP37JK改 マイナーチェンジ前)

(名古屋市交通局 KL-MP37JM改 マイナーチェンジ後)