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日野自動車 ブルーリボン KC-HU/HT2M、HU/HT3K


 1995年に平成6年排ガス規制に適合したため、型式変更し、販売されていました。 エンジンは前代同様標準出力車をM10U型エンジン、高出力車をK13U型エンジンを搭載していました。ヘッドライトも角形4灯が標準仕様になりました。そのほかの変更はなく、2000年のブルーリボンシティーが発売されるまで製造されていました。

(奈良交通 KC-HU2MMCA)


(名阪近鉄バス KC-HT3KMCA)


ノンステップバス

 1997年に東京モーターショーに日野自動車初のノンステップバスが出展されました。その後の1998年に排ガス規制に認定され、正式に販売されました。構造は日産ディーゼル工業のUA系と似ており、エンジンを垂直横置きにし、リアオーバーハングを短縮、ホイルベースを長くしたことで、ノンステップエリアを確保されましたが、後部座席があまり設置できませんでした。席を確保できないことから他のノンステップバスよりも売れ行きが良くなかったそうです。前中扉グライドスライドドア仕様や3扉仕様も存在していたようです。

(京都市交通局 KC-HU2PMCA)

CNG仕様

 2000年3月に初めて日野自動車がCNGノンステップバスを製造しました。型式は、KC-HU2PMCE改で、東京都交通局へ1台だけ導入され、12年使われたのちに廃車となっています。
同時期には本格的電気式ハイブリッドバス「HIMR」が販売していました。HIMRシリーズに関してのページはこちら