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日野自動車 ブルーリボンシティー KL-HU2P/HT2P
KL-HU2Pは、2000年6月に、平成11年排ガス規制に適合して、発表されました。バスマニアからは、「BRC」「ブルシチ」などと呼ばれ、親しまれています。エンジンは、前代のブルーリボン ノンステップで搭載されていたP11Cシリーズを採用。フルフラットノンステップバス、ワンステップバス、自家用・特装車仕様のツーステップバスが販売されていました。
KL-HU2P*EA/KL-HT2P*EA
ブルーリボンワンステップ・ツーステップの後継車として登場しました。ツーステップ仕様は時価y党・特装車仕様が基本となり、ほぼほぼワンステップのみが路線用として導入されています。フロントデザインを変更し、セーフティウィンドウが標準装備になっています。この世代からは出力によって型式が異なることはなくなりました。エンジンは前代のノンステップ仕様で導入開始された10リッター直列6気筒エンジンP11Cシリーズを採用しています。
(名鉄バス KL-HU2PMEA)
KL-HU2P*EE
ブルーリボンノンステップバスを受け継ぐ形で登場しました。エンジンはP11Cシリーズの改良型を搭載、フロントデザインを変更し、セーフティウィンドウが標準装備になっています。シャーシはZF社製のものを採用したため、トランスミッションもZF製4速トルクコンバータ式ATになっています。車両後部にはエンジンルームを設けてあります。CNG気動車の2005年日本国際博覧会協会IMTS-00系気動車ベースともなりました。こちらはフルフラット構造ですが、日本式ノンステップバスとしたタイプがいすゞ自動車よりOEM供給を受けてブルーリボンⅡ（KL-KV280*1改）として販売していました。
(京都市交通局 KL-HU2PMEE)
(名古屋市交通局 KL-HU2PPEE)
(IMTS-00系気動車)
KL-HU2P*EE改（CNG）
こちらも前代のノンステップCNG仕様を受け継ぐ形で製造されました。フロントデザインを変更し、セーフティウィンドウが標準装備になっています。エンジンと燃料タンクの違いを除けばほぼノンステップ仕様と同じ構造になっています。CNGボンベはアルミライナー製のものを屋根上に配置、通常のノンステップ仕様と同様に車両の後部はエンジンルームになっています。
(名古屋市交通局 KL-HU2PPEE改)