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日野自動車 ポンチョ HXシリーズ
日野自動車では、フランスのPSA・プジョーシトロエン製のシャーシ・エンジンを用いて製造していたポンチョがありましたが、電装系に問題がありよく故障を起こしていたそうです。そこで国内で実績のある日野自動車・リエッセUをベースに製作した二代目・ポンチョが誕生しました。ヘッドライトはトヨタグループ企業で採用しているものを採用し、テールライト系は当時新型のセレガで採用しているものを使用し、部品の共通化を図っています。また、当初からノンステップバスとしており、定員は25〜36名となっています。ラインアップとしては、小型バスで見られる7mをロングサイズとして、6.3mをショートサイズとしています。また、ロングサイズは2扉仕様も選択できます。
ADG-/BDG-HX6JHAE/HX6JLAE
2006年3月よりフルモデルチェンジをして、デビューしました。エンジンは直列5気筒エンジンのJ05D型エンジンを採用しました。各地のコミュニティーバスとして導入され、コミュニティバスの代表格となりました。2007年よりNOx・PMを10%低減に成功したため、排ガス規制記号がBDG-に変わりました。2008年以降は日本で販売する小型路線ノンステップバスはポンチョだけになりました。
(名鉄バス BDG-HX6JLAE)
SKG-/SDG-/HX9JHBE/HX9JLBE
2011年8月に新たに施行する平成22年度排ガス規制に適合したモデルが発売されました。直列5気筒エンジンを改め、直列4気筒エンジンのJ05E型に変更し、DPFを改良、アイドリングストップ・スタートシステムが標準装備。MT仕様車は平成27年度燃費基準を達成し、排ガス規制記号がSKG-となりました。
(名鉄バス SKG-HX9JLBE)
2DG-HX9JHCE/HX9JLCE
2017年12月に平成28年排ガス規制に適合したモデルが発売されました。J05Eの改良型を搭載し、小型バスとして初となる尿素SCRシステムを標準搭載しました。すべて5速ATに統一され、室内灯はLEDに変更、インジケーター類を大きくし、視認性の向上がなされました。