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日産ディーゼル工業 スペースランナーRA ADG-RA273

　2005年6月6日、大型路線バスで初の新長期排ガス規制に適合したのが、このRA273系です。エンジンは、FHI架装UA272用エンジン、MD92TA型をベースに、尿素SCR媒介、酸化媒介、コモンレール式燃料噴射ポンプを組み合わせた日産ディーゼル工業が独自開発した「FLENDS」と呼ばれるものを搭載したMD92TJ型エンジンを搭載したことによって、より燃料燃焼効率を上げ、窒素酸化物・一酸化炭素を抑えたことで、世界でも厳しいと呼ばれていた平成17年排ガス規制に適合されたようです。ボディは、西日本車体工業の96MCですが、平成18年灯火器類保安基準に適合するため、リアランプが前代から変更されています。また、定期的にAdblue®と呼ばれる尿素水溶液を補給する必要があります。

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