富士重工業(現・スバル)R17型E後期型の新ボディ車は、関東の方で多く導入してきたボディですが、富士重工業がコーチビルダー事業から撤退してから14年、多くいた関東からも徐々に数を減らしていますが、そんな中で圧縮天然ガスで動く新7Eのバスがいます。エンジンやタンクの構造が異なり、そのため高額なので、東京都交通局などでもいましたが、少数ずつの導入にとどまりました。そして、タンクは14〜15年が交換の目安ですが、交換にもすごく経費がかかるということで各事業者から引退してきました。
 そして、2016年に入ってからは、名古屋市交通局、横浜市交通局、京都市交通局の三つの事業者だけになってしまいました。そして、今日3月23日には、もう名古屋市交通局だけになってしまいました。 その名古屋市交通局には10台いましたが、4台まで数を減らしています。 最後まで残ったフルフラットタイプの新7Eをこのページで写真展を催します。
濡れた路面を走るNKN-10
祝日ということで旗をつけて走るNKN-2
雪道を走るNKN-8
81号系統として走る365号車
運転席
NKN同士の並び
新入りとの並び
最後に、新7E CNGは一番身近なバス事業者、名古屋市交通局の基幹バスの顔です。日産ディーゼルのバスが基幹バスとして入ったのもこの子たちが最初で最後。さらにFタイプというフルフラット車で、すごく魅力的な車でした。そろそろお別れの日も近いようです。またどこかで会えることを期待しています。 ありがとう、新7E CNG、ありがとう、NKN。平成28年3月23日